XONE:K2とLaunchPad mini MK3でレコボを動かす話
いきなりですがマッピング図です
以下、経緯と説明です。夜中に書いたので語彙については勘弁してください。
DJ&VJ Advent Calendar 2022 の3日目の記事です。 adventar.org
経緯
はじめまして、T_TEST__です。DJとVJやってます。
私はかつてDDJ-1000を使ってましたが、常/仮設するには部屋が狭すぎました。
なのでこいつは後輩に譲り、するとXONE:K2とLaunchPad mini MK3が生えてきました。
で、これらをレコボで使うためにMIDIマッピングをしたいという話です。
が、これらをレコボで使うためにはサブスクプランの購入が必要です。
実はXONE:K2だけで十分です。LaunchPadも使ってるのはそこにあったからです。*1
ところでXONE:K2にレコボ用マッピングをするという話は既にあります。たとえば: vdjgekko.blogspot.com
これはBome MIDI Translatorという有料ソフトを使ってめっちゃいい感じにしてるんですが、このソフトは超高いです。
なのでこれは使わずレコボだけでめっちゃいい感じにすることにしました。
で、以下の要件を満たすようにしました:
- 2ch構成
- 現場環境 (CDJ2000nxs2とDJM900nxs) で使える機能を可能な限り実装する
- 現場環境で使えない機能は使わない
- 何らかの形でピッチベンドを実装する
で、こんな感じにしました(再掲)。
以下にそれぞれ解説します。
XONE K2
XONE:K2には、「これ単体でDJできる」機能を中心にマッピングしました。要はBrowse/Load、ミキサ、PLAY/CUE、(COLOR) FX、テンポ、ヘッドホンキューです。
更に、ジョグのようなピッチベンドもボタンで実装しました(JOG Fw/Bk)。私は4つ打ちのロングミックスを中心にプレイするので、これは必須です。
やはり一番上のツマミがロータリエンコーダなのは難儀しますね。とりあえずクオンタイズ、波形ズーム、4loopを突っ込んどきました。
ボタンはともかく、ツマミは割と自然な配置にできたんじゃないでしょうか。
ひとまずこれで、
- 2ch構成
- 何らかの形でピッチベンドを実装する
は満たせたかなと思います。
LaunchPad mini MK3
LaunchPadには、XONE:K2に実装したもの以外の、
- 現場環境 (CDJ2000nxs2とDJM900nxs) で使える機能を可能な限り実装する
- 現場環境で使えない機能は使わない
を満たすような機能を実装しました。
私が主に使う機能は上3行のFX、Loop、メモリーキューです。それより下はとりあえずパッドが余ってたので上記要件を満たすよう詰め込んだにすぎません。
たまにPadFX (私は1/2~1/16のSlip loopを割り当ててます) を使うくらいですかね。
あと地味によく使うのが上から2行目のInstant Doublesです。プレイ中の曲のメモリーキューを打ったりアウトロを聞いたりするときによく使ってます。
ボタンが64個もあって正直覚えてないですが、とりあえず赤いのがメモリーキューだと覚えておけば私にとっては十分です。
使ってみた感想
- マッピングを覚えるのが大変
- ピッチベンドのお陰でジョグがなくても不自由しない
- XONE:K2の触り心地が最高~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マッピングについては、今でも上記の図をモニタのどこかに出して見ながらプレイすることで対応してます。とりあえずXONE:K2の最低限のマッピングとLaunchPadのメモリーキューさえ覚えれば私は問題ないなという感じです。
あと何時間か触ってれば不自由しないくらいには覚えられそうです。
おわりに
以上、XONE:K2とLaunchPad mini MK3でレコボDJをめっちゃいい感じにしたまとめでした。
ちなみにこの2つの機器はVJでも使ってます。そっちもめっちゃいい感じです。
とりあえず広い部屋とCDJが手に入るまではこいつらを愛用していきます。
以上
*1:あとこの当時XONE:K2のレイヤー構造を知りませんでした。