T_TEST__

ヌクレ落ち度(ヌクレに落ち度がある)

ドイツのトリとサリエンシー

この記事は,ドイツのトリ Advent Calendar 2018 2日目の記事です. adventar.org

ある日私はドイツのトリを拝見し,この写真はどう頑張ってもドイツのトリへ真っ先に目が行ってしまうなぁと思いました. f:id:xxT3:20181202150214j:plain 真っ先に目が行く=最も注意が行く,と考えると,ドイツのトリは最もサリエンシーが顕著なのでは?と私は考えました.

ドイツのトリのサリエンシーは如何ほどか

サリエンシーは,視覚的にどれだけ「目立つか」という特性です.
その計算モデルとして,1985年にKochとUllmanによってサリエンシー・マップが提唱されました.
それを実際の画像で計算できるよう,1998年にIttiらが発展させました.
サリエンシー・マップの考え方は,画像を低次な特徴(輝度,色,方位)に分解してそれぞれのマップを作成し,それらを重み付け統合するという感じです.
そして,これをドイツのトリに適用したらどうなるのか,と私は考えました.

今回は「Saliency Toolbox」を使用しました.
これはMatlab上のプログラムで,Dirkによって開発されました.
私は研究目的で使用するこのツールボックスの動作テストとして,そのテスト画像にドイツのトリを選びました(つまりライセンス準拠).
これは,サリエンシー・マップのほかに,最もサリエンシーが顕著=目立つ部分を黄色い枠で出力してくれます.

f:id:xxT3:20181202155918p:plain GUIにドイツのトリを入力して,とりあえずどの特徴も重みは1にして実行しました.
さて,写真のどこが最も目立つのでしょうか?

f:id:xxT3:20181202160502p:plain f:id:xxT3:20181202161229p:plain

結論:ドイツのトリは一番目立つ

おまけ:サリエンシー・マップの出力はこんな感じです. f:id:xxT3:20181202161826p:plain

他にもサリエンシーが顕著な部分があるようなので,顕著な順番に見ていきましょう. f:id:xxT3:20181202161919p:plain f:id:xxT3:20181202165155p:plain

... f:id:xxT3:20181202165211p:plain

結論2:ドイツのトリ以外のトリは目立たない

f:id:xxT3:20181202170038p:plainf:id:xxT3:20181202170501p:plain

追記:今日はTUT Advent Calendar 2018 にも記事を投稿しました.よければご覧ください.

ヤバい耳鳴り

技術系記事,書けるものが無いと言ったらウソになるけどそれに精神を割けないなぁ.

皆さん,耳鳴りしてますか?

私はいつもしてます.静かな場所(自室など)に来ると一番うるさいのはこいつです.

どんな音かというと,「キーン」という高い音と「ジー」というアブラゼミのような音のミックスです.

これは意識し始めて10年くらい経ってますので,もう慣れちゃってます.生活に支障があるとは思ってません.

で,ヤバいのは別の耳鳴りです.そいつは寝るときに起こります.

ヤバい耳鳴り

寝る場所は静かなので,先に述べた耳鳴りがはっきり聞こえてます.

微睡みの中それに意識を向けた途端,下図に示すような耳鳴りがやって来ます(イメージ).

f:id:xxT3:20180219003905p:plain

横軸が時間,縦軸が音の高さと音の大きさ

(このプロットのためだけにOctaveを引っ張り出したなんて口が裂けても言えない)

要は前述の「キーン」に近い音が高さを上下しながら段々大きくなってくる感じです.

そして(何故か)同時に不安というか焦りというか,説明しづらい感情が増幅されていくのです.金縛りのときの不安や恐怖感が段々近づいてくるようなイメージです.

こいつは耳に力を入れれば引っ込むのですが,すぐにまたやって来ます.一度こいつに気を取られるとすごく面倒です.

ある日「この音を大きくできるだけ大きくしたらどうなるだろう」と試したのですが,

なぜか不随意的に背中が反りました.

脇腹の弱いとこをいきなり突かれたときのアレですね,自分でもびっくりしました.

こんな感じで「ヤバい耳鳴り」は精神にも肉体にも干渉してくるのです.

ヤバい耳鳴りとの付き合い

実はこいつも小さい頃からの,もしかしたら初めに述べた「キーン」や「ジー」よりも古い付き合いです.

小さい頃は金縛りの前後にこいつが来ていたような気がしたので,何か関係があるんでしょうかね.よくわかってません.

ただ,こいつが睡眠のジャマであることは確実です.

その対策として,音楽を聴きながら寝ています.音楽さえかけていれば耳鳴りに意識がいかないので,ヤバい耳鳴りは滅多に起こりません.

しかし数日前ブルートゥースイヤホンが充電切れで使えず,久しぶりにヤバい耳鳴りと付き合いながら寝る機会がありました.で,その日寝つけたのは朝の5時半を過ぎてからでした.ここまで苦しめられたことは殆どないですが,もしこんなのが続いたら心身が持たないですね.

終わりに

何か対策はないものかと「耳鳴り 近づいて来る」とか「耳鳴り 波打つ」でググったんですが,何の成果も得られなさそうです.

f:id:xxT3:20180219011202p:plain

違う,そうじゃない.

それもあって今のところ放置してますが,今後こいつが今まで以上に睡眠に干渉してくるようになったら何か考えます.

もし同じような耳鳴りに悩んでいる方がいらっしゃれば,どのようにそれと付き合ってるかアドバイスを頂けるとありがたいです.

個人的にバズった音楽たち 2012~

2018-09-13 更新:youtube埋め込みの軽量化.参考→https://www.notitle-weblog.com/entry/2016/05/21/155650

この記事は、TUT Advent Calendar 2017 - Adventar の10日目の記事です。

adventar.org前日はサークルOBであるNU-Pan氏の「DTM してたとおもったらいつのまにか python コード書いてた話」です.お仕事でpythonを書いたお話なのかなと思っていたのですが,DTMで起きたとある問題を解決するためにpythonコードを書いていらっしゃいました.こういった場面にもプログラミングを応用できるってすごく格好良くないですか?

はじめまして

TechnoTUT(テクノ部)の T3 です.某高専の制御情報工学科に入り,制御(機械系)コースを選択し,ヒトの色覚を卒研にして卒業し,今年3系に入りました.来年度以降の身の振り方はまだ固まってません.本カレンダー参加にあたって皆様のように技術ネタがあれば格好良かったのですが,あいにくそのような知識を持ち合せておりません.そこで今回は私が高専入学からどのような音楽にハマってきたのかを振り返ってみます.事前告知では2013~と書きましたが,私が高専に入学したのは2012でしたので修正します.すみません.

振り返る前に申し上げますと,前半にご紹介する音楽は殆どが所謂Electronic Dance Music ; EDMと呼ばれているものです.激しい音楽が苦手な方,すみません...

高専1~3年(2012 ~ 2014)

私が電子音楽にハマりだしたルーツは,当時遊んでいたFPSゲームのフラグムービーです.

当時特に過激な Brostep で有名だった Skrillex をこれで知った私は,彼を含めた「ダブステップ三銃士」と呼ばれる三人の曲を掘り始めました.

ヴァーヴァーウンバババ → Skrillex - Kill EVERYBODY

ズワァ~~~ → Xilent - Choose Me II

うおおおお → Knife Party の Gareth McGrillen

私は飽きっぽく,100曲も連続でBrostepを聴いているとこれらが心に響かなくなりました.弁解すると,当時Skrillexがバズった影響で似たようなBrostepが量産されていました.そのうち「ビルドアップは...あーこんな感じね,じゃあドロップはこんな感じかな,...やっぱりね」と展開が予想できてしまい,楽しめなくなったのです.

で,2014年初頭にこれ↓を見つけた途端私の頭はTrapに切り替わりました.

政見放送madです,苦手な方はごめんなさい.
同じ時期にBaauerのHarlem Shakeがミームでしたね.曲がビルボードのトップに乗っちゃったりして.

で,2014年はTrapを聴き続けていました.私は曲の記憶は得意ですが,そのタイトルの記憶がものすごく苦手です.なんとかタイトルを思い出せた1曲がこれ↓

Trapもまた飽きるほど聴き続けた後,偶然この曲に出会いました.

deadmau5と出会ったことで私はHouseを聴き始めました.今までとは違い,3年経った今も聴き続けています.特にdeadmau5のレーベルmau5trapは私のお気に入りです.こちらの紹介は別記事でしていますので,そちらも是非(宣伝)

xxt3.hatenablog.com

deadmau5の曲は挙げるとキリがないので割愛.

高専4~5年(2015 ~ 2016)

2015年はFuture houseで始まりました.きっかけはYoutubeサーフィンで偶然出会ったこの曲です.

彼はFuture houseの生みの親です.初めは期待の斜め上を行くドロップに驚いたのですが,聴けば聴くほどハマっていったのです.所謂スルメ曲ですね.これを境にOliver HeldensやDon Diabloの曲を聴き始めました.同じ時期に彼らが大型フェスのメインステージに立ち始め,このジャンルはメインストリームになりつつありました.TiestoまでFuture houseを作り始めるとは思ってなかった

それから半年くらいこのジャンルを漁り続け,またもや「飽き」がやってきました.その理由はBrostepと全く同じです.BigroomやProgressive houseと同様,Future houseも似たような曲がたくさん出てきたのです.

それから1年くらいは様々なジャンルを行き来していました.当時頭角を現したKygoのTropical houseや,Armin van Buurenを筆頭にしたTrance,突然現れたMarshmelloのFuture bass,…色々聴いていたことを覚えています.

あとHardstyle / Hardcoreを聴き始めたのもその時期だったと記憶しています.Q-danceのチャンネルにはお世話になりました.

そのうちTchamiがレーベルConfessionを作り,Future houseよりはDeep houseな感じになっていったことを機に私は一旦この界隈から離れました.

で,その間聴いていたのはDark ambientです.

パリピ音楽に疲れた私は数カ月間レーベルCryo Chamberのチャンネルに籠り,勉強,就寝,卒研,...1日中暗く陰湿な環境音楽を聴き続けていました.Dark ambientで寝ると寝つきが良いんです,皆様も是非.

そんな私がダンスミュージックに戻ってくるきっかけとなったのは,高専で卒論を書き始めた時期に偶然出会ったこの動画です.

B3 (2017)

4月にTUTへ編入した私は,すれ違った人がテクノ部のビラを持っていたのを見た瞬間にそこへの入部を決めました.そしてDJを始めるにあたり,今までYoutubeで聴いていたTechnoやProgressive houseたちに初めて「お金を出す」という経験をしました.先述のmau5trapや,自分のスタイルを"Hi-Tech Minimal"とするBoris Brejchaを中心にたくさんのミックスを聴き,良いと思った曲は迷わず購入していきました.

ちなみにBoris Brejchaとの出会いはこの動画↓です.

そんなある日,偶然この動画に出会いました.

夏になると,私はアーティストやDJのライブを配信・アーカイブしているチャンネルBoiler Roomに出会いました.そこで見つけたのがこの動画↓です.

こんな感じでiTunesBeatportから曲を集め続け,コレクションはもうすぐ1000曲に達します.

最近では,サークルの先輩がFuture funkをプレイしていたのをきっかけにFuture funkやVaporwaveにも手を出し始めました.Vaporwaveと言えばこの曲でしょうか.
(ここから先の曲たち,権利的にどうなんだろう...)

おわりに

このように私の音楽遍歴は,高専入学してから今まで電子音楽の色々なジャンルを彷徨い続け,最近やっとTechnoとProgressive houseを中心に据えることができたという流れです.激しいジャンルから始まってだんだんと落ち着いていく様子はまるで二次遅れ要素の振動ですね(???????)
これからもTechnoとProgressive houseを集めつつ,時代が生み出す新しいジャンルにも積極的に手を出していくつもりです.

あっそうだ(唐突)
16日にDJ Mix Advent Calendar 2017でTechnoのミックスをアップロードします.よければ是非.

adventar.org

明日はサークルの先輩_LilyGarden氏による「ビットコインを買った話」です.お楽しみに!

mau5trapは いいぞ.

この記事は脳みそ溶かされた音楽 Advent Calendar 2017 5日目の記事です.

adventar.org

mau5trapは いいぞ:

私はmau5trapというレーベルが好きです.mau5trap電子音楽のプロデューサーである deadmau5 ことJoel Thomas Zimmerman が創立し,Progressive / Electro house や Techno を中心に曲を展開しています.
今回はmau5trapから今年リリースされた曲のうち,私のお気に入りをご紹介します.
曲のリンクを1つ貼って終わりにしようかと思いましたが,結局絞りきれませんでした.

No Mana - Fade

1月に No Manaがリリースした「10UP」から Electro houseを1曲.
小刻みにホップしたくなるような曲調で,開幕から重いキックを浴びせられます.
体が揺れて作業が全く捗りません.

Blue Mora - No Communication

2月に Blue Mora がリリースした「Life EP」から Electrohouse を1曲.
コスモを感じるディープなサウンドと重いキックが私のハートを鷲掴みにし,視聴後一片の迷いもなく購入をした曲です.
勿論作業は全く進みません.

No Mana - M00N

3月に No Manaがリリースした「Above The Blue EP」から Progressive house を1曲.
静かに始まりキラキラしたサウンドでいかにもMOONって感じがします.
DJだとオープニングに持ってきたい曲.作曲者ご本人もそうしてますね↓

No Mana - Laser Beam

3月リリースのコンピレーションアルバム「weare friends」から Techno を1曲.
ファイトっ♡ (キラーン) レーザービーーム! ...からの重いテクノサウンドがたまらない.
作業なんて頭から消えてしまいます.

No Mana feat. Zashanell - Clear (REZZ Remix)

5月, No Mana feat.Zashanell 「Clear」をレーベル期待の女性プロデューサー REZZ がリミックス.
彼女特有のエイリアンなサウンドが脳を侵略し語りかけてきます.
” 作業してないで頭振ってろ ”
気がつくと作業は全く進んでません.

BlackGummy - Iconoclast

7月に BlackGummyがリリースした「MONOLITH EP」から Techno を1曲.
怪しげなフレーズで始まり,これまた小刻みに揺れたくなる曲調.
彼の曲は殆どが私のどストライクゾーンなので,今のところリリース後すぐに購入しています.

Rinzen - Forbidden City

10月にレーベルの新星 Rinzenがリリースした「Forbidden City 」から同名の Techno を1曲.
テクノなキックとストリングスが非常によくマッチしていて,厳かさというか緊張感というか,曲名から感じる雰囲気をそのまま曲からも感じ取れます.

おわりに:

もうすぐコンピレーションアルバム「we are firends vol. 7」がリリースされるらしいですよ(宣伝)

mau5trapサポーターになって,購入,しよう!

また,私はTUT Advent Calendar 2017では10日目を担当してます.そこでは電子音楽を聴き始めた2013年頃からよく聴いていた曲を振り返りたいと思いますので,よろしければどうぞ.

adventar.org
またまた,私はDJ Mix Advent Calendar 2017の16日目に Techno のミックスを投稿します.今回ご紹介した曲もプレイするかもしれませんので,そちらもよろしければどうぞ.

adventar.org

私からは以上です.
「脳みそ溶かされた音楽 Advent Calendar 2017」,まだまだ続きますのでお楽しみに!

 

ここでうまく記事が書けそうかテスト

どうしたの:

TUT Advent Calendar 2017  の10日目を担当することになったので,今のうちに環境を整えておかなければと思った.前日に慌てふためくことのないように.

なにするの:

当日の記事はSoundCloudYoutubeのコンテンツを埋め込んだ記事を上げる予定なので,本当にそれができるのか今のうちにやっておく.

やってみた:

Youtubeのテストに,最近ハマったFuture funkから1曲.

SoundCloudのテストに,いつも聴いてる1曲.

最後に宣伝.

おわりに:

当日はうまくいくといいなぁ.あと2つAdvent Calendarあるしテストと被ったし